想像力の肥溜め

文章というか、文字列の集合体

慣れた夏休み

 

夏休みが始まってもう一週間が経過した。すでに生活習慣は破綻の一途を辿りつつある。朝6時に寝て、12時に起きて、14時からバイトをする。バイトから帰ってくるとそのままネットサーフィンをして、ループの先頭へと戻る。もうずっとこんな生活だ。サークルも何もないし、独り身なもので誰とどこに行くこともない。ただ塾で気の合う生徒と話すことが唯一の楽しみだったりする。

ただ、別に華やかな生活を送りたいなんてことは思っていない。華やかな生活にはエネルギーが必要であるが、僕はそのエネルギー貯蔵量が著しく低い。すぐに参ってしまう。だから、自分には関係ないんだと、理由をなんとかこじつけて目を背けることに注力をするしかない。

それはそうと、この頃街中で女子高生を見なくなった。いくらシーズンオフだからと言って絶滅したわけではないだろうに。やはり制服を着てないとわからないものなのだろうか。そんな単純な問題なのだろうか。ひっそりと身を隠してるのだろうか。一体何のために。いや、考えるだけ無駄だろうな。結局僕はバイトに向かうだけなんだし。