想像力の肥溜め

文章というか、文字列の集合体

マナーとモテ

 

マナーがきちんとしてるやつの方がモテるに決まってる。

そう思い込みながら人生の歩を進めてきた。本当にそうなのだろうか。

 

私は頑固というか融通が利かない性格なので、自分が大事だというマナーに関してはよっぽどの事がないとそれを曲げることはできない。例えば小学生の給食の配膳で私がごはん担当だったとき、私はごはんを一回で盛るのは仏様に対してだけだと言われていたので、それを守り、二回に分けてごはんを盛っていた。しかしそれに不満をいう人も当然ながらいた。一回に比べて盛る量が増えるからだ。少食の人にとってはとんでもない仕打ちを受けたというとこだろう。もちろん効率だって悪い。でもやはり当時の私はあくまで自分の中での正義を貫くことをまず第一に考えていた。俗にこれを確信犯と言うらしい。

 

これは正しいはずなのだが、電車を降りるとき、これから乗る人は降りる人にまず乗車口を譲らなければならないだろう。しかし、できてない人も結構目につく。若き、老いに関わらずだ。

 

私はさらにエチケットにうるさい。咳やくしゃみ関連など。まず手を当てない人は論外だ。さらに手を当てているとしても、下を向いたりなるべく人のいない方向を向くべきである。自分は必ずそうする。

 

ここまで私がいかに面倒な人間かをつらつら書いてきたわけだが、果たしてこれらがどのようにモテの話に繋がるのだろうか、そう思ってはないだろうか。そう、ここからが本題である。以上のマナーを守れない人とモテには正の相関がない。このことを言いたい。マナーがきちんとしている人を女性は好む。これが全て間違っているとは言わないが、マナーに縛られガチガチに生きている人よりももっと「適度に外している」人の方が女性に好まれる傾向があると私は思う。

 

ももっとそういう生き方をしてみたい、そう思った。