想像力の肥溜め

文章というか、文字列の集合体

風呂上がりの牛乳

 

ついさっき風呂から上がった。まず身体を拭き、部屋着を着て、そのまま冷蔵庫に向かった。冷蔵庫を開け、牛乳を取り出しグラスに注いだ。そしてそれを一気に喉に流し込む。ドクドクという音がたまらなくキッチンに響く。あっという間にグラスは空になった。そしてまたグラスに牛乳を注いでいく…

 

これら一連の動作は意識して行っているものではない。いわば受動的動作である。私はタオルに身体を拭かれ、部屋着に着され、冷蔵庫に向かわされ、牛乳が喉に入っていく。自分からではなく、過程で出てくるもの自体が私を一連の動作に落とし込もうとしてくるのだ。

 

この現象を私はオートミルク、そう名付けた。

 

 

明日も学校である。